緊急入院した話04|入院環境

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入院中はほぼベッドに寝っぱなし。
まぁ、PCも使えるので、普通に依頼された仕事をしたり、見ようと思っていたYoutubeなどを見ていました。
移動時間も無いし、三食出てくるし、朝晩の30分ほどの点滴の時でもPCをいじったり、スマホをいじったりはできるわけで時間は余るわけですが、不思議と何か新しい事をしようとは思いませんでした。

ベッドの周りには、カーテンで囲まれていて、だいたいの患者さんは、カーテンで閉め切っていて(半開きくらいにしてて)、顔を見れたのは4-5人くらいだったかも。
最初に運ばれたのは、急患用の病室だったらしく、介護士さんの作業場の隣でしょっちゅうナースコールが響くなど、なかなか騒がしかったのですが、一番離れた病室に移されるとびっくりするほど静か。朝昼晩の食事の時や、点滴などの時のほかは、向こうでなんかやってんなってくらいの音しか聞こえなくて、のんびりと過ごせました。

ただ、静かといっても、「いびき問題」。これはあります。

なんとなく、太っている人のいびきがひどいようなイメージがありますがー、それは確かにそうなんだけど、痩せている人もいびきをかいています。
多分、40-70代の人と居合わせてたんだと思うけど(ことあるごとに生年月日と名前を聞かれるので)、みんないびきをかいています。多分、自分もそうなんだろうなと思った。
だから、パートナーのいびきには寛容になってくださいね。

まぁ、でもやっぱり太っている人のそれは強くて、ある日入ってきた恰幅の良い人(痩せている空気階段もぐらくんみたいな感じ)、かちゃかちゃゲームかなんかをしているかと思ったら、いきなり睡眠。グカーッといびきをかいて、自分もうるせーなーとは思っていたのですがー。

30分くらいして、「やったーーーー!」と大声。
あまりの大声に、ガン治療のおっちゃんが「うっせーなー」と声を上げるほど。
でも、太っている人は、そのまま寝ていて、なーんも気づいていなかった様子。
そういうもんだとは思いつつも、これが毎日続くとなると、けっこうな苦痛ですね。

こういうことが重なると、ギスギスするかなと思ったけど、このデブは、短期入院だったので、この日限りで会うことはありませんでした。

さて、まずいのなんの言われる病院食ですが、自分にとっては「悪くはなかった」という印象です。
塩分が1日11gだったかな(院内を動けるようになって知った)という塩分を控えた料理を出していますということでした。
確かに、味付けは薄いけれど、メインの食材はしっかりと味付けされており、付け合わせの野菜は蒸し野菜などで塩は使わない。副菜も薄味だけれども、主菜に対してのー、だからこれくらいの味付けでも良いのかなと思った。
あと、うちって、わりと薄味で作ってたんだなと。

そして、ごはん200gが炊き加減も良く、いつも美味しかった。
長年アホ連中が農政を司っているせいで、お米の価格は高くなりっぱなしなのだけれど、こだわりがあるのか、ルートがあるのか、この病院のお米は美味しかった。

時々出てくる練り梅や海苔の佃煮の細長いチューブは、全部気持ち悪い味がしたので食べられなかった。あと、パンや茹でうどんも、あんまりよくなかった。

食事面での制限は無かったので、売店などで買うこともできましたが、院内を移動できるようになったのでお茶を買いに行くとか、お見舞いのお菓子を食べるくらいで、生活環境や食事面では、あまり困ったことはありませんでした。