緊急入院した話01|はじまり

その他

これは私が緊急入院するハメになった顛末のお話です。
簡単にまとめると、

なんかおかしいと思ったら病院に行け!

ということに尽きます。
こんなん、そのうち治ると思っていて、痛みをごまかしつつ生活していたら、結局面倒なことになってしまった、というお話です。

あと、入院レポートって、出来る人は日付入りで記録してんだなーとは思うんだけど、入院中は全くそんな気も起きずに生活していたので、うろ覚えレポートなことはご了承ください。


ことの始まりは7月後半くらいだったでしょうか。
なんとなく、左足のかかとあたりが痛いなと思い始めてたんだけど、どうせこんなのすぐに治るだろうと思っていました。
8月に入ると、明らかに左足が赤黒く腫れていて足を引きずるような状態になっていました。

強がっている僕を見かねてか、パートナーは折りたたみ式の杖を買ってくれて、それで普段通りに買い物などをしていたのですが、いっこうに症状は良くならない。

近所の整形外科に行くと、採血した後に、「ちょっと原因がわからないし、痛風かもしれないですね。痛み止めの薬出すから一週間して症状が治らなかったらまた来てください」と。一週間というのは、お盆休みに入ってしまうからと。
家に帰って、痛風の典型的な症状の写真と見比べると、全然違くて、、、ヤブ‥という具体的なキーワードが頭に浮うかんだものの、そのまま1週間・・・。

一週間経っても、足はゾウの足のように赤く膨らんでいて、ジーンズに足を通すことができないし、ユニクロかどっかで買ったマジックテープで留めるサンダルも、ギリ留められるくらいに足がパンパンになっていました(だから写真撮っとけよという話だけど、おじさんのわりとグロいゾウ足なんて見たくないでしょ?)。
「あー、これは痛風じゃないねー」と、違う病院を紹介してもらって、翌日に紹介された病院に行きました。

10時予定だったけど、しばらく、というか、ずっと待たされて、診察。
「これはひどいですねー」
とX先生。マスク越しでも判る超イケメン(重要)。

色々質問されたけど(内容、あんまり覚えていない)、CTやらレントゲンやらあちこち検査に行けと。
足、ものすごく痛いんだけど、あちこち行けと。
痛い足を引きずって、あちこち行って、また待ち。多分15時くらいだたっと思う。
いつもお仕事を依頼して頂いているお客様には「病院で色々検査することになって、今日〆のタスクが遅れますー」とか送っていて、「リスケ大丈夫ですよー」とのことなので、とりあえずは安心。

イケメンに呼ばれると、「具体的な原因はわからないけれど、足に(くるぶしの裏に)膿が溜まっているかも」とのこと。
膿が溜まっていた場合、入院するか、毎日通院して点滴で抗生物質を入れることになります、と。

で、「そんなに痛くはないので、細い針を入れて確認しますね」と、足首に(具体的な場所は忘れたけど、足首の表側から、くるぶしに向かって)すごく細長い針を刺されて、血液を採取。
(おじさんなせいなのか、入院中含めて総じて注射はそれほど痛くなかった。こんなもん?って感じ)
「あー、やっぱり膿が入ってますね」と、チラッと見た感じだと1/3以上は黄色い膿が入っていた感じ。
「膝は良くあるんですけれど、足首は珍しいですね」と。

で、さっきもあった通院するか入院するかの話をしている時に、別の熱血漢みたいな先生が入ってきて、「膿が出たんなら、手術しなきゃだめだろう」と。

「仕事もあるので、明日じゃだめですか?」と聞くと。
「あのねぇ、仕事なんてどうでもいいんですよ。この膿が全身に広がったら、切断とかすることになる可能性もある。明日のことは保証できないから、今日手術しなさい」と、怒られた(という印象)。
「ウチ、近いので、手術の前にいったん帰っていいですか?」
と聞くも、「ダメ」ということでした(逃げると思われたか?)。
この時、17時はすぎていたと思う。