だいたいの人が、ネットが繋がらないとなんもできない！という程、ネット依存社会なわけですが（小虎調べ）、僕が運ばれたのは5階の病室でしたが、アンテナ3本立ってるし、とりあえずは大丈夫かなと。
パートナーにMac bookとトラックボールを持ってきてもらって、iPhone経由でローミングすれば、ネットが使えるので仕事ができることを確認。
複雑な作業が入ると、紙資料が必要だったり、ノートに書かないと整理できないようなこともあるんだけれど、幸いにも入院している時には、そーいう依頼は来なかったので助かった。
Macbookでもマウス操作はできますが、トラックパッドがあまり便利に思えないのと、手のポジションを動かさずにマウス操作ができるので、トラックボールを愛用しています。
この辺りは「好み」もあるでしょうが、とにかくマウスだと場所が必要だし、腱鞘炎になりやすいかなと思うので、仕事の道具として検証する価値があるところだと思います。
ほんと、依頼されて、他の会社のオフィスに行くと、卵くらいのちっこいマウスで作業させていただくこともあるんですよ。
ネット環境に関して、車椅子で動けるようになると、電話とか食事とかできるスペースがあることに気づいて、そこに都の共通wifiのQRコードが貼ってありました。
これは、小池百合子というより、副都知事の元ヤホーおじさんの肝入り政策だろうなぁ。
このスペースだけ使えるような書き方してたけど、病室でもぜんぜん使えました。奥の方の部屋に移された時も。
それほどyoutubeとか見るわけでもないので、通信速度なんて調べてないし、ガンガン見る人とか、配信する人とか（病院でそんなことすんな！って話もあるけど）は、どう思うのかは判らない。
こちとら、いきなり手術されて、即入院だったもんで、これくらいの環境があれば満足するほかありません。
流石に2画面は贅沢だけれども（そーいう依頼も無かったし）、どうしても我慢できなくて持ってきてもらったのが、左手デバイス。
ちょっと不思議な形をしたこのツール。
「TourBox」といいます。
看護師さんに「それ便利そうですね」と言われて、「便利ですよ」と即答できる、便利ツールです。
何ができるかというと、
「アプリごとに、各ボタンにショートカットを設定できる」
これが凄い。
絵描きさん、動画編集者なんかに向けられて作っているんだなぁと思うんだけど、3つあるダイヤルで筆の太さだったり、色の濃さだったりをキーボードなしで変えていくのは、便利そう。
あと、何でキーボードが使いづらいのかというと、ほとんど全部同じ形をしているから、ということに尽きますね。
皆さんも、慣れればそうでもないけれど、スペースキーや矢印キーはすぐに覚えられるけど、他のキーはなかなか覚えるのに苦労したんじゃないかと思います。
その点、tourBoxは、形の違うボタンが用意されているので、すぐに手に馴染みます。
それに加えて、適度な重さがあるので、位置がずれずに使えます（最近の手癖かもしれないけれど、写真のトラックボールが内側に行きがちで、しょっちゅうずれを直してるのは小さいストレスだなと思います）。
自分はWeb関係の仕事なので、ダイヤルはあまり使わないけれど、グローバル（全体）の設定で、右側にある長いボタンにはコピーペーストを設定しています（サイドにあるボタンと同時押しで、アンドゥリドゥ）。
ダイアルはブラウザのタブ切り替えだったり、youtubeの速度や音量を変えるとか、案外仕事意外に使っているかも。
色々設定していくと、サイドボタンがもう１つあったら、shiftキーのように使えるかなとも思うんだけどねー。あのスペース、無駄じゃない？
良い点：
適度な重さがあって、動かない。
ボタンの形が違うので、手が操作を覚える（重要！）
設定が楽。
悪い点：
高い。（3万ちょい。でも確実に使ってよかったとは思ってます）
一般の人にはオーバースペック過ぎる
看護師さんがPCでどれくらいのことをしているのかは知らないけれど、メールの返事書いたり、youtubeをみるくらいだったら、XPPenのガジェットくらいがちょうどいいんじゃないかな。
7000円くらいだし、ダイアル付いてるし。
tourboxでもアプリ切り替えはできるんだけど（Web職人なので、いろんなアプリを切り替えて仕事するので）、自分も買いたいと思える左手デバイスです。
高くないから試したいんだけど、なんで2年前から黒しかないのかなー。白出してー。白出してー。
小虎が思う左手デバイスの選びどころ：
アプリごとに設定ができる（重要！）
ダイアルがある（あるとないとでは大違い！）
ボタンであること。できれば形が違うものがあるとより良い。
iPhoneで左手デバイスのようなことができますよってアプリがあるのですが、どんだけ設定しても、物理的なボタンであることの方が速くて正確です。
